明治時代に見付町只来坂(現・加茂川通り)の表具師、伊藤虎三郎氏が見付天神社(矢奈比売神社)に奉納した書画です。
伊藤虎三郎氏は嘉永5(1852)年8月、見付に生まれ、表具師として只来坂で「松月堂」を営みました。彼は品格と人格を持ち、欲がなく、常に清貧に甘んじた人だといわれています。特に、東海道を往復する多くの文人墨客の世話をよくし、宿を貸すだけでなく、揮毫の斡旋や画会の世話まで一切を引き受け、何の報酬も受けない篤志家でした。
奉納された書画は、明治35年(1902)年4月に125幅、大正(1922)年11月に25幅の計150幅を数えます。明治、大正時代に活躍した政治家、官吏、書家、漢詩人、医師、学者、僧侶など、各界の著名人の作作品で、それらが一堂に集められており、全国的にも類をみないものです。(*現在、磐田市指定文化財になっています。)
なお、今回、第三回として展示する書画は、前年に引き続いて、全体150幅のうち、第51号〜第75号の中から14点を選び展示します。
期 間 平成19年11月3日(土)〜11月25日(日)
(休館日:月曜日、祝日の翌日)
開館時間 午前9時〜午後4時30分
場 所 磐田市旧赤松家 北土蔵1階 米蔵ギャラリー
主 催 磐田市教育委員会文化財課
協 力 矢奈比売神社及び見付天神裸祭保存会

